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クベンシス

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これまでのあらすじ 

何時も世界が煤がついたように薄汚れて見えていた少年「俺」と「奴」はふとしたことから、下北にある雑貨屋でCubnsisという幻覚キノコを手に入れる。
この世に飽いていた二人は、最初の脳髄潜りを試してみるのだった。
まあ大体、何の話でもふとしたことから始まる。

登場人物

俺:捻くれ者の夢想家で、ロクなことはしない典型的な駄目人間。頭のいい振りをしている何もかもぶっ壊したい少年気取りの22歳。偽ネットワークエンジニア。

奴:乱暴者の化学者希望。大学を卒業するときに就職先希望に軍事関係と即答した男。人類絶滅ボタンを発見したらどっちが先に押すか俺と殺し合う仲の21歳。C言語プログラマー。

もう一人:俺は理解できない謎の人物。妙なところに神経質であり、大抵において大雑把。今回は監視役を勤めさせたが、ゲームをしたり、洗濯をしたりと、俺と奴から殺されそうになる不幸な21歳。ネットワークエンジニア。

1.脳味噌と味噌汁の関係

時間は確か20時を過ぎていたと思う。
買ってきたばかりのCubnsisを眺めながら、なんだか木の破片みたいだと思った。
Cubnsisは干からびきったキノコで、どう好意的に見ても美味そうには見えなかった。
はっきり言えば、不味そうだった。
匂いは何かすっぱい匂いがしたと思う。
空腹時のほうが脳味噌に効くそうだが、生憎そのとき俺たちは腹ペコ野郎で、尚且つ自制心の欠片も無い男達だった―あったら毒キノコなんて食わないな―のでマクドナルドで飯を食ってきていた。
あのくそ不味いジャンクフードを無性に食いたいときもある。
そうさ仕方が無い。
ジャンクフードが無性に食いたいときもあるように、幻覚キノコに無性に手を出したくもなることもある。
何せ甘やかされて22年間育てられて、完全にスポイルしてるからな。
まあいい。
多少不安はあったが、腹がこなれるまでこいつを飲むのを待てるほど、俺たちは我慢強くも用心深くもなかった。
若い大馬鹿者二人は、台所で期待と不安にぶつくさ言いながら、コンビニで買ってきたインスタント味噌汁のパッケージを開けた。
俺はなめこ汁、奴は豚汁。
別に意味は無いが、俺はどうせならついでにキノコ食っとくかと思っただけだ。
ドラッグに味噌汁ってのもなんか変な感じだったが、とりあえずビニールのパッケージを開けて、キノコの残骸を入れた。
キノコはなんだかすっぱい匂いがしたが、気にせずお湯を入れると乾燥していたキノコたちは、ぐるぐる回りながら湯面に浮かんだ。
こういうものは大抵不味いというのはよく聞いていたが、食ってみたら味なんか全然わからなかった。
まあ苦かったかと思う。
不味くはないが、美味くもない。
いつも食ってる物と基本的なところは一緒だ。
カップの周りについたキノコも一片たりとも残さず、と言うと嘘になるが、取り敢えずそんな意気込みで食った。
・・・なあ、洗ったほうが良かったんじゃないか? ・・・食ってから言うなよ。

2.殺したくなるような天使の歌声

部屋に戻って、新居昭乃の殺したくなるような天使の歌声のを聞きながら、暫くじっと待った。
効果開始予測時間の三十分を過ぎても何ら変化ないので、もしかして効かない体質なのか?これって本物なのか?と訝しんでいたら、そいつはあっという間に来た。
初めは部屋の中が酷くオレンジ色になっているのに気がついた。
元々から俺の部屋は白熱灯で、下北沢の骨董屋で買ってきたアンティークの硝子傘が焼けて少しオレンジがかった色だったが、今回は一寸違った。
いつもも薄いオレンジ色の部屋の中にいるわけだが、今、目の前に広がるオレンジ色は視界の上半分から、幼稚園とかで使ったオレンジ色のセロファンを被せたような、安っぽい物凄いオレンジ色になって見えた。
束の間それを見回していると、俺たちが座っている場所が、実際には近づいていないのに妙に近くなっていることに気がついた。
反対側にいる奴との距離が前よりも詰め寄ってきたようだった。
そして物がよく見えた。
部屋のありとあらゆる物が、新しい眼鏡をかけたときのようにクリアになって、細部がよく見えるようになった。
揮の上に乗っかって入りテレビのリモコンや螺子、埃など、いつもは揮の上の物という一括りだったのが、今は一つ一つの物体が確りと自己主張をして、各々から独立して見えた。
畳はせり上がり、天井は低く感じた。
だんだん部屋が狭くなってくるようだった。
ジリジリと俺達の気がつかないうちに徐々に部屋が縮んでいく。
体の下半分が、水面に浮いたときのようにひんやりとしていた。
とてもゆったりとした脱力感があった。
奴は体の一部分が猛烈に暑いと言っていたが、リラックスという点では同じだった。
音楽は相変わらず美しく鳴り響き、俺たちの話し声を聞き辛くしていたが、その頃から奴の話声が良く透って聞こえるようになった。
徐々に音楽は病的な程はっきりと聞こえてきた。
会話する言葉は俺達の前に直結デジタルの空間ができたように、冴えて聞こえる。
奴は視界が歪んできたと言ったが、俺は今度は音楽が恐ろしく澄明に聞こえるようになってきた。
無音のホールの中でただ一人、オペラを聞いてもこうは聞こえないだろう。
音が天井に反射しているのがわかる。
耳でそれを聞き取れる。
楽器が出す音の違いをそれぞれに認識する事が出来る。
そのうちに奴が天井板の木の縦縞が揺れていると言った。
俺は、カーテンの模様がはっきりと浮かび上がっていくのを見ていた。
緑色だか黄色だか分からないが、カーテンの唐草めいた模様は、子供の頃に遊んだ赤い二色のセロファンのちゃちな立体映像のように浮いて見える。
見上げると確かに天井の木目はゆらゆらと揺れていた。
眺めていると、だんだんそれは走る車から見たアスファルトのように流れていた。
他に面白いものはないかと、俺は天井から目をそらすと、150cmあるロフトベッドの下が余りにも暗いことに気がついた。
部屋の中の明るさと、ベッドの下の暗さは異常なほどの差異があった。
夜三時ぐらいに窓から外界を眺めてもここまでの相違はあるまい。
世界の彩層が大きく崩れていた。
ベッドの梁は、何か上に重いものが乗っかっているかのように深く撓んで見えた。
梁の影に二十日鼠ぐらいの大きさの黒い影が走ったのに気がついた瞬間、すべての梁から連続的に黒い塊が奥から手前側に駆け上っていくのを見た。
更に先刻よりもCDから流れる音楽が、その楽器ごと、歌声ごとに鮮やかに別れて音響の指向が聞こえてきた。
そして1発目の幻覚がスタートした。
もうこのときから俺は気が狂ったように喋り捲っていた。

3.回り続ける白熱灯の世界

天井の白熱灯が余りにも眩しく光りすぎているのに気がついた。
通常の光が60Wほどだとしたら、その光は100W以上あっただろう。
ぎらぎらと白熱球は輝いて、それは目に突き刺さるかのように眩しく見える。
俺たちはそれに気がついてゲラゲラと笑った。
何故なら、それは異常なほど明るかったからだ。
奴が太陽みたいだ、と言った瞬間その明るさは増して、目には白熱球とその残像の黒い染みが、光って見えた。
これは尋常ではいなと俺が指さすと、白熱球はまた部屋中を明るく照らした。
そして俺の目には、波切りにカットされた傘の縁がぐるぐると回って見え始めた。
実際に電灯が回っているわけではないが、波切りにカットされたその一定の法則に乗った形の輪郭が回り始めたのだ。
速く、加速度的に回転していった。
俺達の常識では計りきれない状態で、可笑しく、そして何よりも格好良く、最高に楽しいものに見える。
このとき俺は、面白れぇ!この部屋で一番最高に格好良い物はこの電灯だったのか!などと叫び始めてまた笑い出した。
読んでいる人達のためにこの電灯の素晴らしさを少し伝えよう。
君たちの部屋で取り敢えず一番大切なものを思い浮かべてもらいたい。
それを突然ぶっ壊しても全部許せるような女の子がいたら、それがこの電灯だ。
二人は狂ったように笑い、奴が一発ゲップをして、さらに狂ったように笑い、俺が恐ろしくつまらない親父ギャグを飛ばして死にそうなぐらい笑った。
人はきっと笑い死に出来る。
そしてどこからともなく強烈な2発目の幻覚の始まり。

4.青いアクリルの最小単位

もうこの後から自分が目を瞑っているのか、いないのか分からないくらい激しい幻覚が、襲ってきた。
凡2時間ぐらい目を瞑っていたのだと思うが、俺はそのことに全く気がつかなかったと思う。
短い時間だったとも思うし、長い間だったかもしれない。
目を閉じていたが、何も見えなかったんじゃない、ありとあらゆる色と物が見えた。
スピーカーから流れる出る音が立体になって見えた。
歌が流れると、小さい小さいそれは本当に小さい二粒のブロックの最小単位が、その音に合わせて虹色に色を変え、半透明の青色がギリシャにでもあるような柱に組みあがっていった。
音の色、大きさ、楽器、声の場所に合わせてそれは次々と構成されていった。
数千の数のブロックが秒間一千万億ポリゴン以上のスピードで組みあがり、時間が経つと水晶のような六角柱の結晶となり、古い下部は尾細なブロックの破片になって崩壊しては、構成し、離散し、組成する。
それが音ごとに声と、音ごとに音の指向性の場所を変えて、目の前で組みあがったり崩れたりの無限の螺旋のサイクルを続ける。
暗く光る青の本流の世界は超細密度のCGのようだった。
ブロックは1つずつ組み合わさると正方形になりひし形になり、それがある種の数学的な法則にしたがって、形を変え複雑な幾何学模様を何もない漆黒の空間に描いていった。
信じられないような視覚の混沌、だけれどもその中には正確で美しい論理が働いているようだった。
どんなに大きなものでも、その最小単位は恐ろしくリアルに感じることができた。
青やオレンジ色のグラデーションの柱は大中小の一切合切を合わせた規模をもって、俺に音の色と形を見せた。
空間は俺の部屋を突き抜けてどこまでも深く、深く世界を広げた奥行きを持っていた。
これは例えじゃない、この世で見たどんな空間よりもリアルな世界を持っていた。
時たま目を開いても音の位置が恐ろしく良く聞こえて、俺はこの部屋にきっと新居昭乃が何処かで歌っていると思ったぐらいだ。
スピーカーの陰かその裏か、歌姫が何処かにいる。
そしてCDデッキが生き物のように曲を変えた。
CDデッキのヘッドが動くあの音が、そのモーターの回る歯車の音が、確かな鼓動となって聞こえた。
何時もは聞き取れない小さな声が聞こえ、緑の草々が美しく萌える丘の上に、トムソーヤの冒険にでも出てきそうな女の人が、濃い青色の服を着て、俺に向かって呼びかけてきていた。
太陽はとても明るくそれを照らしていて、影は殆ど無かった。
恐ろしく懐かしかった。
何か始原的な郷愁だと思った。
とんでもない静穏の中で、静寂に包まれ俯く俺の視界の先には、そのうち暁光に屈折して朝靄の中に浮かぶ凍るような冷たさの硝子の三重の城が見えた。
そして音場が、音が増えると時間を早回しにされた植物のように狂い咲く、指向性の柱やホーンが生えて見えた。
ホーンは物凄い勢いであのアクリルのブロックが組みあがり、形造られたホーンから沢山の小さなホーンが組成しては、下部から雪のような結晶になって、バラバラに砕けて散っていくのがまた見えた。
足元では緑色の縞模様と透明な水面が高速に二重スクロールしていて、沢山の白い小さな飛沫のブロックが飛んだ。
少しでも考える方向性を間違えると、それは小さな手になって見えた。
ホーンのかわりに小さな手の飛沫から小さな赤ん坊のような手が、奈落に続くかと思われる恐怖の始まりを俺はを無理矢理にカットした。
一度でもある種の方向に考え出すと、恐ろしい勢いで思考がその一点に向かって捌け口を見つけようとする洪水のように流れていった。
この頃に思考の悪いタスクを切捨てる方法を見つけた。
どちらかというと、この悪意の現実世界で身に付けた方法を適応できることを発見したのだ。
一瞬でも紫色のブロックを、虫、などと思うと、正方形の紫色のポリゴンのような立体は、次々と分裂して細かくなり、不定形の触手を生やした賑の塊が、赤黒い蟻の塊になって見えたりした。
そんなものは次々にカットしていった。
あたりに散らばるブロックの最小単位は、壮烈な奥行きで回ったり跳ねたりして、永遠の天上に続く螺旋になって回転した。
回転する螺旋の小さな輪の中には沢山のブロックがあって、どこまでも続くマクロな世界の大きさの螺旋のどこまでもミクロなブロックの列が、はっきりと見えた。
この奥行きや正確さを説明するのに、これも大変分かりにくいと思うので、例えるとすると、君のモニター上に16ドットで現される直線があったとしよう。
それは遠くになると遠近感の所為で、12ドットや4ドットの線で現される。
だが、この世界のものは16ドットの線はどこまで離れても、たとえそれが世界の果てだとしても16ドットで現され、実際そういうように見えた。
半透明のブロックはレゴブロックのように正方形で丸い接続用の突起を持っていた。
突起の奥は暗く、恐ろしく暗い空間で、光が無い闇の永久で、自分の中に飼っている知っているけど知ってはいけないようなどこか動物的な恐怖の真理に繋がっているような気がした。
何か惜しい気もしたが、俺はそれをとりあえず無視して、Nulの闇の中に放り捨てた。
合も変わらず俺は、この間も刹那の言葉をべらべらと喋りつづけていた。
もういい加減にしてくれと思ったが、全然気分は悪くなかった。
むしろ良い方だった。

5.アルカロイドの福音

音楽は一体何曲ループしているか分からず、しかもそれは必ず同じ曲で気がついた。
ふと気がつくとそのリフレインであるのだ。
もしかしたら1曲しか流れて聞こえていなかったのかもしれないし、本当に幻覚の所為で連続で音が聞こえていたのかもしれないが、わからない。
ある曲では戦慄的な深い青色をした水の底に半透明に光り特大の輝く巻貝があり、それから音がレンガのような大きさの塊になって、高速の旋律を奏でた。
巻貝は信じられないようなスピードで海中の色の平面を潜り、俺はそれを追いかけているようだった。
ゼラチン質の水色と深い青の稜線に、音が細い隙間から銀白の泡を出して溢れ出ていた。
いや、青と水色の境からだろうか。
状況を何とか奴に説明しようとしたが、自分でも俺は何を喋っているか、何を表現すればいいのか分からなかった。
そしてまた劇的な速度で映像が変わった。
緑色の空に白い一線が引かれ、青色が天に狂ったように広がっていて、地平線上に行くほどそれは赤紫色の暗黒に繋がっていた。
全てのものが、記憶の中の、現実世界のものが、ただ青く、どれもこれも気が触れそうな青に見えた。
俺は何で青、全てのものが青いんだと言ったと思う。
そして得体の知れない深青に笑ったのだと思う。
少しでも気を抜くと、瞬く間に紫色から暗黒にかけての赤から、また理由のない恐怖が押しかかってきた。
眼下に迫る青から青紫、そして赤と黒の世界は危険だった。
その狂気の瀬戸際から逃げ出そうと、俺は顔を上に上げて、真っ白に輝く雪色の方へともがいた。
雲の間には真白い光があってそこから、どこまでも澄んだ音楽の羽が結晶になって落ちてきた。
間違いなく天使の羽だと思った。
羽は落ちると物凄い勢いで高質化して、灼けたアクリルになって粉々に四散していった。
透明な世界が次々と剥がれて、見渡すかぎりの世界へ羽の破片が降り注いだ。
降っては崩れる羽が、舞い落ちる錯のように幻覚の世界の遇から遇まで、占めていた。
恐ろしい暗闇が足元から迫ってきて、どうしても上へ上へと行こうと思った。
何かその時白い足首と白い裾が見えた。
あまりにも約束めいたことだが、きっとあれは天使だろうと思った。
アルカロイドの天使が。

6.大馬鹿者の神聖おっぱい空間と大宇宙

奴は曼荼羅が見える!と言っていた。
俺は羽が、世界中の構造物が瓦解して、硬質なアクリルの羽になって行くのを見ていた。
一気に世界は暗転し、俺はぼろぼろと涙を流しながら、暗澹の中に入った。
そうっと目を開くと朽乃は床に転がっていた。
何で俺は泣いているんだと言ったら、今度は目の前は女だらけになった。
ついに大馬鹿者レースが始まった。
さっき間での神々しさはどっかに吹き飛んでいた。
白い縁にレースのついたストッキングの太ももとかなんかそんな物が沢山見えた。
青い紺色のスカートのヒラヒラとか、よく伸びた足とか、肋骨の下あたりとか、なだらかな曲線を描く美しいお腹とか・・・もうそんなものばっかりだ。
おい!賑だ!賑だ!俺の女だらけだ! 俺は見てるものを叫び続けた。
さっき泣いた所為でいつまでも鼻水が出ているような気がして、何度も鼻を啜った。
何だそりゃ!先刻から女ばかりの賑の世界ばっかじゃないか!曼荼羅が見える! いいなぁ、奴は曼荼羅なんていう崇高そうな世界が見えて、俺の方は薄桃色の賑の檻だ、と思ったら、奴が言った。
宇宙が見える! そーかい、やっぱり俺のほうは女だらけだ! ところが暗い賑の柔らかいぬめぬめとした滴りのある奔流に流されていたら、そんな言葉を聞いた瞬間、部屋の右遇が一気に暗黒で爆発した。
三角形の空間を描きながら、暗黒の中に星星が見えた。
宇宙!宇宙だ! 左右から三角形が爆発して、俺はそのとき宇宙にいた。
笑ってしまうが、俺はその時左手側に細やかな星の破片で構成されるリングを纏わる土星以外の何者でもない星を見た。
実際に宇宙へ行ったことはないが、奥行きがとんでもなくリアルだった。
左手に浮かぶ無音の土星は閑静で―俺は喋り続けていたが―美しかった。
またその静寂を破るように、なんだか分からないが奴が突然目玉が!と言った。
すさまじい勢いで左端のほうの空が赤黒い粒粒に変化して一気に目玉が開いた。
黒い背景から小さい球が紫色から赤紫色に変色しながら盛り上がり、空を覆って白い目を開く。
余りに気持ち悪いので、さっさとこれをカットしなければ、と思った瞬間、出た言葉が、 おっぱいだ! 目玉はあっと言う間に2列ずつ綺麗に整列した美しいおっぱいの群れになって、俺はげらげら笑いながら、おっぱいだ!ともう一度叫んだ。
おっぱいの群れが滝のように俺のすぐ真横を飛んでいっているのを見て、ようやくどういうことか分かり始めてきた。
つくづく俺は大馬鹿野郎だなぁと痛感する。
でも面白かったのでいいや。
馬鹿万歳。
どうも聞こえてくる言葉に思い切りリンクされて物体が現れるらしい。
俺たちは、精一杯の思考を働かせて、馬鹿一杯の方向へ幻覚を向かわせた。
千鶴さんだ!千砂さんだ!メイド服だ!レストランの制服か!?デザイアの何だっけ?ティーナだ!綾波だ!なんでジャージなんだ!?全部二次元だらけなのは何故だ!?うおおお、見たことのないCGだ!あ、三次元の人だ。
二次コンでどうしてもリアルな立体の人間(?)が見たいのなら、キノコ食え、キノコ。
バッドトリップしたり、死んでも知らないけどな、凄いぞ。
他にも俺達は思い続けざま浮かぶ言葉を言ってみた。
例えば、銀色のマトリクス。
何もない空間から、ワイヤフレームの枝が瞬く間に伸びてゆき、複雑な形を描きながら様々な多面体を作り、そして広がっていった。
これほど奇麗なCGは今まで見たこともなかったし、これからも見ることはないだろう。
自らの脳味噌の限りない可能性を見た瞬間だった。
まだ喋り続けていた俺、次いで悪夢の玉響。

7.カウボーイの悪夢

そしてかなり危険な混乱状態に入った。
調子に乗った俺たちは音楽をカウボーイビバップに変えてみた。
一曲目は激しそうなジャズ。
今までとは違った恐ろしい量の音の立体が、自分の許容を超えたのがわかった。
俺が認識できる空間が6x6x6の立方体であるとしたら、そいつは12x12x12ぐらいあった。
二人とも気が狂いそうになった。
なんにしろ情報量が多すぎた。
もう既に目も開けていたが、一本の細い回線に多量のデータが流れてきていて、目から入る現実の映像はとぎれとぎれにフレームが落ちていった。
CDを変えるまでそれは続いたのだった。
管野よう子の音楽は好きだが、幻覚中は良いチョイスではなかった。
俺達はCDを新居秋乃に戻すと、なんとか自分のいた場所に戻った。
暫く書くことは、もしかしたら起こった物事に対する時間の系列がおかしいかもしれない。
ここから先を順序立てて書くことは、とても難しいことだ。
それほど俺達は混乱していた。
まあ、俺だけかもしれないが。
なんとか自分の思考を上手く操って、奴と一緒に時計を見ると二十三時十分だった。
もう自分一人で見る映像に真実性を見いだすことは出来ないかった。
時計は次の瞬間、なんとか示し合わせて見ても、二十三時二十分だったりするのだ。
離散した思考をただ時計を見るという事だけをしようとしても、別な思考のタスクに邪魔されて思うようにならなかった。
だから時間の混乱がかなりあると思う。
目を動かすたびに時間と思考の先端しか感じられなくなった。
何と書けばいいのか。
通常なら十三時十一分の自分は、十三時十一分の自分ではあるが、十三時十分の自分も確認できる。
また十一時十二分の自分を予測できる。
しかし、この状態においては十一時十一分の瞬間は、十一時十一分の瞬間であり、それ以外の何物もなかった。
十一時十二分の自分は、十一時十二分の自分であり、思考性においてはその瞬間しか存在しなかった。
つまり今現在しか確認できないのである。
身体系からも不快感があるとその時間が凍結した。
息を吸うのも辛かった。
水のように柔らかいスポンジの中に、すっぽりと漬かってしまったかのごとく息を吸うのが難しくなった。
喉元に嫌な不快感があって、金縛りにあっているような、ゆっくりとしか息を吸うことができなかった。
腹が痛くなれば腹痛は石のように下腹部にいつまでも重い苦痛を残した。
そして口の中の渇きはとても激しかった。
信じられないぐらい喉が渇いた。
口中が干からびていくのを感じた。
炎天下の中かで無理矢理マラソンさせられたような感覚だった。
口の中を舌で舐ると、その重い感覚が残って口の中いっぱいに広がった。
俺は出来るだけどんどんその不快感を切断して捨てていった。
上手くいくと、それはあっという間に何処かに消し飛んだ。
一端意識が固定されると、その方向にいつまでも流される。
不快感やダウン傾向は、素早く切り捨てていくことが重要だった。
あまりに不快感が拭えないときは、音楽に集中した。
立体感を伴った音楽を聴いて、今、自分の聴いている音楽の進み具合が、本当の時間の流れであることにしがみついて、不快感をどうにかした。
この音楽の流れていることだけが、外の時間との繋がりになった。
そして、俺はその間も例によって延々と喋りつづけていた。
今、自分の中で起こっていることを何か話さないといられなかったからだ。

8.宇宙の混乱とジョイスティックの殺意

どうやら4時間ぐらいぶっとうしで、喋りつづけていたらしい。
混乱をどうにか論理立てて理解するために、考えたことが溢れ出ていた。
次々と別々な思考の自分が現れて、好き勝手に話し始めている。
危険に思った奴が、話すのを止めたほうがいいぞと忠告したが、それに殺意を覚えた。
思考の流れが次々と言葉になっていき、言葉は俺の周りに積み重なって見えた。
時間の最前にいる俺が俺だ、とか言っていたり、なんとか話すのをやめようと自分に言い聞かせたり、この状況をまた論理だてようとしたりしていたが、そのとき突如自分が大馬鹿者に思えた。
俺を守っていた沢山の自分で作ったクリーム色のスティールの板が、次々に剥がれ落ちて、俺が徐々に小さくなっていく映像が見えた。
体を支えようとして両腕を掴むと、恐ろしく自分の身体が小さく感じた。
俺はスネオだ! 頭いい振りをしている最低の糞野郎だ! 今度こそ訳の分からない状態に入った。
ただ自分の単一の意識はしっかりしていた。
そういう入り組んだ状態は、どうしても刹那的にしかならなかった。
その時考えることはその時は真実なのだが、次の時間の論理にはついていかない。
すべて断片の思考が連続しただけだった。
そんな中、意識の空間を一切合切カットできた。
あまりにも鮮やかに思考を切り替えられたので、今度は俺って凄げえと有頂天になった瞬間、俺は宇宙一だ!というまた良く分からない空間に突入した。
何だか論理を見つけるたびに、宇宙の心理を見つけたようなそんな気分に何度もなった。
馬鹿馬鹿しいのはわかっているが、こういうこともあるのだろう。
その頃は俺も奴もだいぶ余裕が出て-実際は酷く混乱していたが-カッコイイ!とか言って、カッコイイ空間に突入していた。
正直に書こう。
このとき、暗闇の中で宇宙一格好良く光る俺を見た。
暗やみを新星のように輝いた。
恐ろしく愚かなポーズをとっている奴や俺が、とんでもなく素晴らしい人間に見えた。
多分時間は戻るが、まだ連続発していた言葉から連鎖される画像を見たが、また何度か見た銀色のマトリクスは美しかった。
何もない暗闇の空間に突然ワイヤフレームの白いベクターが流れて、広大な世界を作り上げていった。
どんな遠い世界も細部に渡ってリアルだった。
目の前で構築されていくワイヤフレームの画像は直ぐに枠内に体積が詰められ、銀色の空間を描き尽くした。
全てにおいて見えている映像は、空間と細部が現実世界よりリアルだった。
その後、調子に乗ってさらに現実世界の体を移動してみたりした。
恐ろしく時間系列が目茶苦茶になり、寝ていたはずの奴がいなくなったり、目の前の時間が突然と進んだり、コップに入れた水を飲むのに二度ほど失敗したり、かなり混乱した。
視点を動か下だけで、時間の空間が硬質的に組み立てられ、恐ろしい勢いで収縮したり止まったりした。
音は近づくと圧縮され、様々な音が折り重なって一つの音になって聞こえる。
水をのみに移動してきた台所は、薄ぼんやりとした荒涼の青に包まれていて、世界は澄み切っていたが、まるで戦場のような冷酷な感じがした。
奴がもう一人と、水びだしだということについて何か討論しているのが見えて、幻覚のせいで喧嘩しているのだろうかと思ったが、視点をコップに戻して変えるともうそこには誰もいなかった。
そんな中でふと台所から部屋を見ると、オレンジ色に輝く部屋は、暖かそうでとても安全な場所に見えた。
動くことで混乱することが、どれぐらい危険なことかを知った俺は、大人しくもといた安楽椅子の方へ歩いていった。
ゆっくり身を椅子に預けると、その柔らかさが心地よく体を包むのがわかった。
身体の細部は高鳴って、意志に反して動き出そうとしていたが、音楽と意志で無理矢理ねじ伏せた。
ただじっとして座っているのは存外に難しかった。
このときに多分俺は、トイレに言ってションベンをしたのだが、本当に良くできたと思う。
この戻って来てから後だが、ションベンの感覚だけが戻ってきたとき、俺は絶対に漏らしているなと思った。
幸いにもお漏らしは防げた。
俺も二十三歳だ。
本当にラッキーだった。
教訓、毒キノコ食う前にトイレに行け。
余りにもこの状態は危険なので、音楽を元に戻したのはこの頃だが、薬やってないもう一人が突如ゲームを始めて、ボカボカとジョイスティックのボタンを叩き始めた。
ボタンの音は大きなブロックの塊になって、俺の胸ぐらいまで積み重なり、隣のもう一人の余りの無神経さに殺そうと思った。
何度もこれ以上、外部からの情報が増えることは精神がおかしくなりそうだと言ったが、もう一人はその音を立てることを止めなかった。
今思い出しても、殺したくなる。
その音の残骸を耐えに耐えて、紙を丸められたような空間の中で、喋りつづけた。
混乱の中で唯一信じられるものは、やっぱりCDから流れる歌だった。
どんなに危険な状態になっても、時間を知るすべがなくても、音に耳を済ませば救われた。
どれぐらい高級なオーディオでもあの壮麗な音は再現できないだろう。
音は立体となり零れ落ちて、雪の結晶のような立体を形作って次々と時間の経過とともに崩れた。
オレンジ色のアクリル版のような世界が広がって、割れたり、構築されたりした。
とても世界はサイケデリックな感じだった。
この中で身体系の反応が一番辛かった。
息を吸うのが突然苦しくなったりした。
喉の中に大きな柔らかいスポンジを置かれたようなもどかしさや、乾きに乾いた口中の飢餓感、残尿と言うか、オシッコに行きたいとか腹が痛いとか、そういうものはいつまでも深い石を永遠に詰められたかのごとく付きまとった。
そして、あるとき世界がまた一変した。

9.救いの時、全ての予定調和が完了し平穏が生まれる

目を開くと何故か目の前にある全てのものがどこまでも新鮮に見えた。
手に触れた布団の柔らかさが、絶望的なほど優しく感じられた。
目に触れるもの全てが清らかで、目が見えなかった人が初めて空を見上げたような気持ちで一杯になった。
白いコンピューターのプラスティックはオレンジがかった暖かい白に、揮の上に並んだドライバーやリモコンも、どれもかれも、この部屋に無い全てのものも、どこまでも平坦なこの世界のものが、満ち足りたものになって見えた。
忌み嫌ったすべての人々、何処かの誰か知らない第三者、そこに落ちている小さなごみまでも、恐ろしく何もない由来の無い感謝の気持ちで俺は一杯になった。
そう、ありがとう空間に入ったのである。
もうお互いにどうにも上手く自分の思考と行動を纏められない状態に入っていたが、何とか自分を騙し騙しやって、なんとか俺たちは煙草を吸った。
灰皿を用意し、煙草を見つけ(目の前にある)それを取る。
そしてライターを用意し、火を付ける。
こんな状態の俺達では時間のかかる作業だったが、ただこれだけのことが恐ろしく静かな全ての予定調和の完成のような気がして、絶対的な幸福感を何度ももたらした。
俺達は15本ぐらいの煙草を連続して吸ったと思う。
これこそが麻薬なんじゃないかと思うぐらい煙草はうまかった。
煙草が体内に満たされる。
そうは言うものの連続して煙草を吸っていると、肺と咽が突き刺さるように痛かった。
けれどもそんなことは全然気にならなかった。
ある日世界が崩壊して、最後に生き残って吸う煙草の味はきっとこんなものなんだろう。
全ての節目に、最後の一服をしよう。
あっというまに部屋中が白い紫煙に包まれて、リドリースコットも真っ青の世界になったが、なんだか俺達は自虐的に笑って煙草を吸い続けた。
他に窓を開けるたったその動作だけでも、全て動きの中で完成されたような調和の満たされた気分になった。
窓を開ける振る舞いの美しいことよ。
そして殺したくなるような天使の声のある一曲をリピートにすることだけでも、今までの人生でやってきた何よりも困難な何かを終わらせたような気分にさせられた。
本当に歌は天使のような声で祝福してくれているようだった。
音の瀧が二本の柱になって、俺に向かって注がれていた。
不意に思いついて言ってみた。
・・・・・・神様、ありがとう。
俺はまるで神様なんて信じてはいない。
どっちかっていうとそんなものにテレテレと祈りを捧げているやつがむかついていた。
ただこのとき、この何かわからない混乱した世界のものに、ありがとうと言うとき、ぴったりとあう言葉は神様だった。
何が神様だったかは全くわからなかったが、ただ途方もなく大きくもなく小さくもない空の何かに祈りたいとき、やっぱり神様という言葉は妥当だった。
俺の魂のような白くふやけた赤ん坊が、卵の殻のようなものに包まれて、何か大きな温かい物の中に包み込まれて空に上っていくのを感じた。
俺は奴にも言わせてみると、奴もそんな感じがするなと言った。
奴は大地に祈った。
俺は空に祈った。
今まで言ったこともないそんな言葉を吐くと、恐ろしく心が落ち着いた。
神様助けてくれよ、とは何度も思ったことはあるが、ありがとうという気持ちは初めてだった。
暖かに広がる静寂の世界の上で、独りぼっちで信じられないぐらい透明な青の空を見たら、こんな気持ちになるのかもしれない。
平穏?
平安?
どちらにしろ、二十三年間だか、二十二年間の人生でこんな安らいだ事はなかった。
今まで、安心して生きたことが無かったことに気がついた。
いつも何かを憎んで、脅えていた。
こんな中で死ぬのなら、悪くない。
天使の声は高らかに祝福してくれていて、俺達はこの気持ち良さを味わう為、時間を置いて何度もありがとうと言ってみた。
全てのものに祝福したかった。
何にそんなに憎悪していたのだろうか。
人生で味わったことのない、平穏。
こんなものを味わった事のある奴等がどれぐらいいるのだろう。
まるでなにかのお話みたいだった。
ハッピーエンド。
俺はハッピーエンドにいた。
よく言ったものだ。
幻覚の最後はハッピーエンドだった。
ぐったりと横たわっている間、リピートされたソロの賛美歌のような歌は続き、どこまでもどこまでも信じられないような平安と、幸福感がの訪れの中にいた。
こんなことは、本当にあったんだ。

10.幻覚の最後、サーチライト

だんだんキノコが切れて、精神は正常の位置に戻ってきたが、心の中が余りにも軽くすっきりしていた。
キノコが切れるときは、一体どこだったか分からない。
そんなことはもうどうでも良かった。
死にそうな人間が生き返ったら、こんな気持ちになるのかもしれない。
俺の抱えていた問題全てが、小さな何でもない小片に思えた。
寝っ転がって見える俺の腕はおかしな方向に長く歪んで見え、腕枕している部分は、頭の形にへこんだような感じがしたが、なんだかゆったりとしたキノコの切れ方は多幸感があった。
随分首がヤバイ方向に向いているなと思ったが、もうどうでもよかった。
足はスティールの棚に触れていて、窓から薙がれてくる冷気によって、体はどこまでも冷えていったが、不快感はなく凍ってゆく快感だけがあった。
奴に電気ストーブに当てられると、溶けていくような熱の波に感覚が戻っていく事も気持ちのいいものだった。
大体全十二時間の幻覚とその余韻はこうして無くなっていった。
夜眠るときになって、まあ、まったく眠れなかったのだが、目をつぶると幻覚の燐片みたいなのが見えた。
細胞のような青いフラクタクルがいつまでも網膜に焼き付いた。
目は炯々としていたが、CDをかけ続けたおかげで、ゆっくりと身を横たえることが出来た。
真っ暗な部屋の中で、眠る前に自動車のサーチライトが天井にあたり、細い光の筋が奇麗で涙が出そうになった。
俺達はたった一曲の三分ほどの歌を四時間ぐらい、そして次の日起きるまでリピートさせた。
そして浅い眠りについた。

11.副作用とCubnsis

次の日、十二時間ぐらい頭痛がした。
起きるとまず体が怠かったが、そんなことはいつものことなので別段たいしたことではなかったが、目玉の奥の視床と思われる部分が痛かった。
痛みは時間が経つにつれて、目の方から頭の後ろの方に進んでいった。
痛みは十二時間後ぐらいに溶けるように消えていった。
幻覚の代価としては非常に安い痛みだ。
時たま頭の中にチリチリと、死線をかいくぐったときのような緊張感の開放みたいな気持ち良さがした。
そして窓から見える世界、バスに乗った人々、人が多すぎる駅の改札、全てのものは落ち着いて見えた。
いままで、苛々していた原因は何だったのだろうかと奴と少し話したが、すぐに三日もすれば元に戻るさと決着した。
実際、俺達は三日ぐらいで世界に飽き果てて、捻くれた天の邪鬼に戻った。
間違いなく言うがCubnsisという幻覚系毒キノコは、煙草やその他のドラッグのように慣習性はないと思う。
俺からすれば酒なんかの方がよっぽど質が悪いと思う。
世間一般で言われているほど、ドラッグも悪くない。
今となっては別にどうでもいいことではあるけれども。
習慣性としては、こんなのを連発できる奴はよほど脳味噌の体力のある奴だろう。
あと幻覚剤を飲んで自殺するやつは、幻覚剤が原因じゃなくてその前の時点で自殺するやつだと思う。
そんなやつは遅からず幻覚なんか見なくても自殺してると思う。
まあこの世界の中で、あの平安の中で死ねることなんてまずあり得ないから、自分の人生と平安と死を掛けてみたら結果が、自殺だったんならそれはそれでいいと思う。
そんなのも悪くはない。
この世はほんの少しの善意と、沢山の悪意で満ちあふれていて、それは内からも出てくるものなのだから好き勝手に死ねばいい。
まあ何となくまとめると、20年間生きていた何よりもすごい体験だったことだけは言えるが、このままやらなくても何ともないものだとは思う。
世界に飽き果てていない奴はやらなければいい。
まあ俺の世界はつまらなさすぎるので、脳に賭けてみたほうがいいだろう。
俺の人生であれを見ぬまま感じぬまま死ぬことがあったら、それは何も無かった人生だっただろうと思う。
言い過ぎかな。
いや、書き過ぎか。
文章の中で、『物凄く』とか『恐ろしいほど』とかの同じ様な言葉を嫌っていうほど繰り返して大変読みにくかっただろうと思うが、あの状態をを説明する言葉を俺は現実世界で殆ど持ち合わせてはいない。
すまん。
最後に正月休みにもう一回やろう・・・あーあー、依存してるなぁ。


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